平成29年度 
建設技術力養成セミナーを開催しました

(〜将来の担い手達への技術の伝承〜)







 新潟みなとクラブでは新潟地区の北陸地方整備局若手職員の技術力向上を目的に毎年、年2回「建設技術力養成セミナー」を開催しています。このセミナーは新潟港湾空港・整備事務所が主催し、当クラブ員が講師となり港湾施設の施工等の講義や意見交換及び現場見学等を行っているものです。

 今年度も7月と11月の2回開催し、2回のセミナーとも北陸地方整備局から若手技術者が多数参加し、熱心に質問したり体験実習等に興味を持って取り組んで頂きました。

 今年度は第1回目が7月26日に「大型起重機船によるケーソン据付」と題して明山竹一さんが2000t吊級の起重機船による西海岸第5突堤のケーソン据付方法の概要を講義した後、新潟西海岸にて第5突堤のケーソン据付状況について見学を行いました。

 第2回目は11月21日に「新潟空港における液状化対策」と題して吉田忠さんが新潟空港におけるCPG工法による液状化対策の概要についての講義した後、コマツIOTセンター北陸にて最新の建設技術としてドローンによる3次元測量など取り入れた施工デモの見学やICT建機(油圧ショベル・ブルドーザー)を実際に動かす体験を行いました。

 当クラブでは今後も多様なメニューを用意し、継続して若手技術者の技術力向上を支援していきたいと考えています。
 

                        


                              <技術の伝承部会>
       

 


当クラブ員の明山講師による講義




起重機船をバックに現地据付方法の説明

            



当クラブ員の吉田講師による講義
  



コマツIOTセンター北陸でのICT施工の説明




ICT
施工(油圧ショベル)の体験実習




ICT施工(ブルドーザー)の体験実習